福島県立医大のサークル「DearPeer」(ディアピア)のピアカウンセラー(通称ピアっ子)の一人、看護学部2年の大堀幸恵さん(19)の場合、避妊がなぜ必要か、大人は教えてくれなかったという。
サークル名は「親愛なる仲間」の意味で、結成は00年。約20人のピアっ子がいて、厚生労働省作成のカリキュラムでしっかり研修を受ける。昨年12月から県内各地の中学や高校へ出向き、生徒たちとグループワークなどを始めた。
生徒たちが書き出した人生設計や夢の実現のために今何が大切か、同じ目線で話し合う。どうして避妊が必要なのか一緒に考えながら、相手を尊重することの大切さを知るきっかけにしてほしいと願う。
ピアっ子たちに「彼氏との付き合い方は上手になった?」と尋ねると、「彼氏いなーい」「しばらく恋してないなあ」……。彼女たちの人生設計も始まったばかりのようだ。
<メモ> 福島県でのピアカウンセラーの養成は00年、県北保健福祉事務所で始まった。10代の人工妊娠中絶実施率が全国4位の13.6%(05年度)と高いことに危機感を感じ、新たな性教育を模索し始めた。現在、県立医大の学生を中心にボランティア活動が続いている。
しかしへそ曲がりで傍若無人かつ自分のことを神だと思っている中高生に「何で避妊をしなきゃいけないのか」を教えるのは一苦労でしょうね。そもそも中高生で何故避妊をしなければいけないのかが分からない時点で、かなりの阿呆だと思います。多分小学生でも知ってます。
記事中の「相手を尊重することの大切さを知るきっかけにしてほしい」という言葉が、切実さを醸し出しています。阿呆だからほっとけ、という問題ではなくなってくるのです。世の中の中高生の1割程度が阿呆だとすれば深刻な問題、つまり相手を尊重することができない人という人格的な問題も絡んでくるということです。勿論精神異常のカテゴリに分類されるものではなく、「正常な人の異常な行動」に近いものだとは思いますが。
「何で避妊しないの?」「えーだってぇ、彼が生がいいって言うからぁ…」「彼氏に相談しても無理?」「無理ー。」「じゃあピル飲む?」「お金ないしぃー」
という連鎖が瞬時に思いつきましたけど、堕胎のほうが金かかるんだっつーの!というツッコミが入り終了。相手のことを考えられない人に惚れるというのがどうも良く分からないので、何故避妊しないのかについては解決策を出せないでいます。すみません。
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