京都市が実施したがん検診で「異常なし」とされ、約半年後に進行胃がんが判明し死亡した男性=当時(67)=の遺族が19日、「がん見落としは市の過失」として、約3800万円の損害賠償を求める訴訟を京都地裁に起こした。
訴状によると、男性は平成17年5月、市の胃がん集団検診を受診。「異常なし」と通知を受けたが、同年12月に体調不良のため市内の病院で受診したところ、「進行胃がんで手遅れの状況」と宣告され、18年8月に死亡した。
遺族は「検診のエックス線写真で胃がんを発見できたのに、誤った判定の結果、摘出手術などの治療を受けられず死亡した」と主張している。
市保健福祉局は「検診は国のがん指針に基づき実施しており、検査方法に問題はなかったと考えている」としている。
まぁ画像として残るわけですから、もしそこに「写っていた」のだったら言い逃れはできませんよね。しかし曖昧な影だったら、どうしようもないと思うのですが。医者によっては見逃すレベルの影だったら、市が悪いんでしょうかねぇ。。。難しい。今現在の段階で裁判やれば負けるんでしょうけれど。