医療検査機器大手のシスメックスは看護師が離れた場所にいても入院患者を監視できるシステムを開発した。患者の体に着けた小型センサーで血圧や脈拍などを常に把握するほか、患者の姿勢もパソコン画面で確認できる。病院と連携してシステムの使い勝手などを改善し、1―2年後の実用化を目指す。
発信機やセンサー技術などに強みを持つ大手精密機械メーカーと共同開発した。システムの販売価格は未定。ナースステーションの画面だけでなく、看護師が使う院内用の携帯端末でも見られるようにする。
次世代的ですねぇ。しかし常に病室を見る手間も省けますし、血圧や脈拍などを手持ちの端末で見られるのはとても便利ですね。空前の看護師不足なので、こういう工夫で1人あたりの負担を減らすことも、今後の病院体制に求められるものなのでしょう。
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