延命治療を希望しない終末期患者の治療を中止する「尊厳死」を認めようと、超党派の有志国会議員で構成する「尊厳死法制化を考える議員連盟」(会長=中山太郎元外相)は7日、総会を開き、法案要綱案を公表した。
要綱案は、患者本人の自己決定権の尊重と、治療を中止する医師の免責を担保する法制化に向けた議論のたたき台となる。
要綱案によると、法律は、治療による回復の可能性がなく死期が切迫している「臨死状態」に陥った患者を対象とし、延命中止を求める患者の意思を十分尊重すると明記した。15歳以上の患者が文書で治療の中止の意向を示した上で、担当医以外の2人以上の医師が容体を確認し、臨死状態と判断した時、医師が治療を中止できるとした。
おおお。こういう国会議員は応援したくなります。誰も面倒がってやろうとしない、倫理的にやっかいなことを引き受けてまで、一番苦しんでいる患者のQOLを考えているわけです。偉いですよ。他の議員も見習えって感じです。
尊厳死:適切な治療をしても回復する見込みのない末期の患者が、生命を維持する無益な装置や処置を受けず、自然に寿命を迎えて死ぬこと。致死薬などで死期を早める「積極的安楽死」とは区別される。
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