2007年06月10日

知的障害の女性を熱湯風呂に入れて死なせた介護支援員を書類送検

熱湯入浴、入所者死なせる…奈良の知的障害者施設

 奈良県明日香村の知的障害者更生施設「明日香園」で2月、入所者の女性(当時42歳)が熱湯の入った浴槽に入れられ、死亡した事故があり、県警橿原署は、湯の温度確認を怠ったとして、20歳代の女性介護支援員を業務上過失致死容疑で近く書類送検する。

 調べでは、介護支援員は2月9日午後2時45分ごろ、蛇口から熱湯が出ていたのに、女性を浴槽に入れて背中などに大やけどを負わせ、19日に病院で死亡させた疑いが持たれている。

 明日香園側は同署に「ボイラーの調子が悪かった」などと説明していたが、熱湯が突然出るような異常はなかったことが判明。介護支援員が湯の温度を確かめておらず、同署は「湯に手をつけていれば、事故は防げた」と判断した。女性は2級の身体障害者で、入浴には介護が必要だった。



 介護する側がしっかり支援しないと、このような事故が起こりかねません。そのための資格ですからね。書類送検されても仕方ないかなと思います。

関連:医学処介護カテゴリー
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posted by さじ at 03:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護
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