医学処:拡張型心筋症の松永真和さん29歳が、心臓移植のための募金を呼びかけ
公式サイトでもあれば、と思ってましたが、2日前に出来たそうですのでご紹介。
公式サイト:まさと君を助ける会
一番印象に残ったのは、ご両親の以下のコメントです。
臓器移植とは、他の方のご不幸の上に成り立つ医療です。正直、戸惑いもありました。そんな時、息子は発病するずっと以前から、ドナーカードで臓器提供の意思表示をしていた事をしりました。臓器移植とは、優しさと思いやりからなる医療なのだと思えるようになりました。
前回の記事でも書きましたが、成人でも、成人だからこそ、臓器移植のための募金をするんだ、と思います。一つの人格として完成されている命を失うってしまうことは、あまりにも。
日本でも臓器移植が促進すればいいと思いますが、政治家連中が渋ってなかなか前に進めません。国の怠慢によって臓器移植が受けられないのですから、国が7000万負担すべきだとすら思いますが、そうもいえないのが現状です。
なお、募金は小倉駅などの周辺で行うようですので、お近くの方は是非。
6月10日街頭募金(天神コア前)
6月17日街頭募金(小倉駅周辺)
6月17日募金活動(イオン八幡東)
6月24日街頭募金(小倉駅周辺)
6月24日募金活動(イオン八幡東) etc
また、公式サイトでは郵便局、銀行、信金での受付方法や、「いのちのダイヤル」として1回かけると315円が課金される方法なども載っているので、是非一度ご覧になってみて下さい。
生きたいと思う気持ちは誰にでもあると思います。そして誰もが、臓器移植を必要とする可能性をもっているわけです。23歳で拡張型心筋症を発症してしまった松永真和さんと、私たちの差って何でしょうか。そして私たち自身が発症してしまった時に、どうすべきなのか。そのことを一度考え、臓器提供の意思表示をしてほしいと思います。松永真和さんが、発症前から意思表示をしていたように。
関連:医学処 臓器移植法を改正すれば救える命のことを考えよう