ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれた「ベトちゃんとドクちゃん」のうち、脳症の後遺症で寝たきりとなっている兄のグエン・ベトさん(26)が、肺炎などを発症して重体になっていることが7日、分かった。入院中のベトナム南部ホーチミンの病院当局者が明らかにした。
ベトさんは、5月末ごろから体調が悪化。肺炎のほか、腹部の出血などを併発しているという。弟のドクさんは「兄の体調がここまで悪くなることはなかったので、気持ちが張り詰めている」と話した。
兄弟は1988年に分離手術に成功。ドクさんは昨年12月に結婚式を挙げている。
これも枯葉剤の影響でしょうか。ドクさんは絶好調のようですが、どうもベトさんは不調ですね。分離するときに何らかの違いが生じた結果でしょうか。んんん。
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