2007年06月02日

中外製薬が、大腸癌治療薬「アバスチン」をとうとう発売。

中外製薬、がん治療薬アバスチンを6月11日発売

 中外製薬は大腸がん治療薬「アバスチン」を6月11日に国内で発売する。親会社のスイス・ロシュグループが欧米などで販売する大型薬で、中外はピーク時(2016年度)に300億円の売り上げを見込む。国内での治験患者数が少なかったため、発売から18カ月かけて有効性や安全性などを全症例で調べる。発売初年度の売上高は70億円の見通し。

 30日に開いた中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で薬価が決まった。100ミリグラム5万291円、400ミリグラム19万1299円。この薬価は米国での価格より約40%、英国の価格より約7%それぞれ低い水準という。



 アバスチンは、商品名でして、おそらくベバシズマブの名前のほうが有名なんじゃないかと思います。

 ベバシズマブは、分子標的治療薬と呼ばれるニュージャンルの薬の1つです。分子標的治療薬で一番有名なのは、肺癌に用いられるイレッサだと思います。このベバシズマブ、転移性結腸癌や、直腸癌に効果を発揮し、VEGF(血管内皮細胞増殖因子)の働きを抑制することで、腫瘍の増殖や癌の転移を防いだりしてくれます。

 これまでは承認されていなかったこともあり、個人輸入で使っていたようですが、これからは日本でも普及していくことでしょう。

分子標的薬関連
医学処:肺癌治療薬イレッサの副作用発症率は他の薬の3倍
医学処:悪性リンパ腫に使う抗がん剤「リツキサン」の副作用で8人死亡
医学処:グリベックが急性リンパ性白血病の治療薬として承認される


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posted by さじ at 01:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん
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