2007年06月01日

麻疹抗体の検査依頼が殺到し、臨床検査会社がてんてこまい状態

はしかの検体ぎっしり…臨床検査会社の冷蔵室

 臨床検査会社大手「エスアールエル」(東京)の冷蔵室。「麻疹未検査臨時検体置き場」と張り紙されたラックに、はしかに対する免疫の有無を調べるため全国から寄せられた検体がぎっしり並び、検査を待っている

 はしかの流行を受け、5月中旬からは去年の数十倍もの検査依頼が殺到、試薬も不足し、依頼にとても追いつかなくなり、同社としては「これまでにない異例の事態」となっている。

 同社はやむを得ず、5月28日から新規の検査の受け付けを一時中止するなどの措置をとっている。

 厚生労働省によると、はしか抗体検査試薬は6月末までにはようやく60万人分が新たに供給される見通しとなり、「今後の流行の程度にもよるが、試薬不足は解消されるのでは」としている。



 大流行中ですから、仕方のないことだとは思いますが。検査する側は大変でしょうが、頑張ってもらいたいところです。まだ検査していない方は検査するようにして下さい。他者にうつさないためにも抗体検査は必要です。病気に対する意識をしっかりもって下さい。

関連
医学処:麻疹の抗体検査が、試薬の不足から実施困難になっている。
医学処:予防接種を打ったからといって麻疹にかからないわけではない。
医学処:数年後に、唾液診断が一般化するかもしれない。
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posted by さじ at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
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