中央医薬品検査研究所は24日、国内で流通している口紅から発がん性のあるスーダン色素を検出したと明らかにした。それによると、同研究所がハノイ市と北中部クアンビン省の市場で販売されている口紅24サンプルを検査した結果、HengFang、Shilulan、Lipbalmの中国企業3社のリップバーム9サンプルからスーダン色素を検出したという。これらの製品には保健省の化粧品登録記号がなかった。
これまで、口紅の発色をよくするためのリップバームにはスーダン色素が含まれている可能性が低いと見られていた。同研究所は消費者に供給元が明らかでない無登録の化粧品を購入しないよう呼びかけている。
中国は何でもありって感じもします。いつもは輸入で見つかるものですが、今回は、中国側が指摘しているので一層危険、ということです。日本には入ってきていない、と思いたいですが、ご注意下さい。
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