インドネシア中ジャワ州の5歳少女が、高病原性鳥インフルエンザに感染し、死亡したことが判明した。同国の保健省が23日、明らかにした。これで、インドネシアの鳥インフルエンザ死者は、世界最大の77人となった。
保健省当局者によると、この少女は今月8日から体調が悪化し、病院で手当てを受けていたが、17日に死亡した。
保健当局では、感染経路などを調べている。少女の自宅近辺では、少なくとも20羽のニワトリが突然、死んでいたという。
世界保健機関(WHO)によれば、5月16日現在、鳥インフルエンザによる死者は世界12カ国で185人に達している。うち、インドネシアが最多の76人を占めていた。
広がってますねぇ。感染源が鳥なだけに、根絶するのはおそらく不可能でしょう。後々、爆発的に流行する予感がします。
あと一ヶ月後なのか、半年なのか、数年後なのかは分かりませんが、流行を阻止するために与えられた時間は短くなっています。阻止、すなわち鳥インフルエンザの治療法を発見することこそが、アジアを猛威から救う最大の盾になるでしょう。研究者の方々を強く応援していきたいと思います。
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