2007年05月22日

プラスチック分子から人工血液を製造することに成功

プラスチックから人工血液を製造

 英シェフィールドSheffield大学の研究グループが、プラスチック分子から人工血液を作り出したとBBCニュースが報じた。

 このプラスチック分子は中心部に鉄原子を有するもので、ヒト血液中のヘモグロビンとよく似た機能をもつという。ヘモグロビンには体内の組織に酸素を運搬する働きがある。

 緊急時に代用できる可能性をもつこの新しい血液は、冷蔵の必要がなく、本物の血液よりも長期間保存できるという。このため、救急車や軍隊でも多量に備えておくことが可能になると、同大学のLance Twyman博士は述べている。

 BBCニュースによると、研究グループは、生体での試験に向けた試作品を開発するための資金援助を求めている



 赤血球の寿命は確か120日だったと思います。ヘモグロビンと似た機能を持っていれば人体に入れても問題はなさそうですが、ヘモグロビンと違ってどのように分解して排出するのか分かりません。単に半永久的にグルグルと循環し続けるんでしょうか。

 本来血液は冷凍しておかねば保存できませんが、これはペースト状にして持ち歩くことができ、輸血前に溶かせばいいだけだそうです。この保存方法がかなりメリット大きいですね。

関連:
医学処 ニプロが人工血液事業に参入
医学処 シミュレーションに役立つ、世界初の人工胃腸が完成。
医学処 血液型による性格分類について色々言われるのがツラい。


広告
posted by さじ at 18:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック