新しく出された判例によれば、ドイツでは、はげ頭の男性用のかつらに健康保険は適用されない。
ドイツ南西のラインラント・パラティネート州の法廷は、かつら代を健康保険が負担するべきだという男性の主張をしりぞけた。はげは被告の主張を正当化するほど、男性一般にとって珍しいことではない、とのことだ。
彼は、自分は子どもの頃からずっとはげていたと言って補償を請求したが、公営の保険会社は「長期にわたる増毛支援」を提供するのは女性と年少者のみだと彼に告げた。
「毛髪と太陽および寒さに対する保護機能は、簡単に帽子で代用することができる。健康保険がその代価を支払う必要はない」というのが、法廷の意見だ。
ドイツの手厚い健康保険システムは、温泉保養地への旅行や豊胸手術にも補償を行うことで知られている。
まじめに理由を言われるとどことなく可笑しいです。ドイツは医療や教育面で国民に対してかなりの額を補償している反面、その財政状況は芳しくありません。日本はすでに国民医療費を削減する方向で進んでいますが、ドイツもおそらく手厚いシステムから無駄を省こうとするはずです。
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女性と年少者にも支援は不要じゃないかな?
男女平等じゃなければ知らないが。