福島県国見町の公立藤田総合病院(庄司光男院長)が、医師免許を持たない26歳の男に研修医として今年3月まで約1年間、医療行為をさせていたことが分かった。男は医師国家試験に合格したが、厚生労働相に免許申請しておらず、医師法違反にあたる。
同病院によると、男は06年に国家試験に合格。同年4月から勤務した同病院で医療に携わったほか、同病院は研修医では医療行為ができない県赤十字血液センター(福島市)に男を計15回派遣し、献血バスで計448人を検診させていた。
今年3月、新たな研修先の県立医大病院で医師免許証を提出しなかったため受け入れを拒否され、無免許が発覚。同病院は男の研修受け入れを解除した。医師国家試験合格者は申請して審査の上で医籍登録され、免許を受けなければ医業はできない。男は免許申請を怠っており、病院の調べに対し「仕事を抜けて申請に行くことが出来なかった。1年近く無免許のままだったと分かるのが怖かった」と話したという。
やっかいな手続きは確かに必要ですが…普通申請するもんですけどねぇ。ズボラな性格、ミスを申し上げられない姿勢、2つとも医者としては向いていないものだと思いますけどね。
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