日本医学放射線学会など4団体は7日、がんなどの放射線治療装置の開発や治療計画立案、患者に照射する放射線量の管理などに携わる「医学物理士」の地位確保と国家資格化を求める要望書を厚生労働省に提出した。
4月施行の改正医療法は、病院などに対し、医師や診療放射線技師ら国家資格の有資格者を医療機器の安全管理責任者とすることを義務付けた。
医学物理士は理系大学出身で医学経験も持つ人を対象に同学会が認定している。国家資格ではないので管理責任者にはなれない。このため一部では、医学物理士を放射線治療現場から排除する動きが出ているという。
放射線科医とも放射線技師とも違う、放射線という物理学的なことに焦点をあてているみたいですね。んー、まぁ、いいんじゃないかなぁと。資格をつくることで立場を確立するのって必要ですもんね。資格資格の病院内じゃナメられているのが現状なのかもしれませんし。放射線を管理する人は必要ですから。勿論、収入に見合うだけの仕事はしてもらいますけど、専門的な施設では必要とされる資格ではないでしょうかね。
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