2007年04月29日

想像の痛みと実際の痛みは、活動する脳の部位が同じである。

想像の痛み、脳活動は同じ 群馬大などが発表

 痛みを想像したときに脳が活動する部位は、けがなどで実際に痛みを感じた場合とほぼ同じとする研究結果を、群馬大の斉藤繁教授(麻酔神経科学)や、自然科学研究機構生理学研究所の柿木隆介教授らのグループが26日発表した。米科学誌に掲載される。

 グループは「傷が治っても痛いと訴え続けたり、検査で痛みの原因が見つからず治療困難となったりする患者の治療法開発に役立つ」としている。

 20代と30代の男性10人に、注射をしている画像などを見せて痛みを想像してもらい、機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で測定。血流が増し脳が活動しているのは側頭部や中心部に近い部分などで、実際に痛みを感じたときに活動することが分かっている部位と、ほぼ一致した。

 一方、ヘビなどの画像で恐怖を想像してもらった場合の活動部位は、主に違うところだったという。



 つまり本人にとっては、痛みが想像のものであっても、脳は実際に痛みを受けているのに近い影響を受けている、ということですか。

 治療により筋肉や骨の異常などが治ったとしても、脳は以前の激しい痛みのことを覚えていて、治療後もずっと痛みが残ることがあります。その時に「ペインクリニック」として麻酔を用いることで、少しずつ脳から想像の痛みを消していこうという手法もあるようです。要するに薬で、痛みの連鎖を断ち切ろうとしてやるわけです。

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posted by さじ at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神
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