2007年04月29日

大津市民病院の薬剤師が、睡眠鎮静作用のある向精神薬を持ち出す

薬剤師が薬持ち出し免職、大津市民病院

 大津市は27日、大津市民病院の男性薬剤師(53)が無断で睡眠・鎮静作用のある向精神薬を持ち出し服用していたとして、26日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 市によると、薬剤師は「不眠症で悩み、5、6年前から自分で使うために持ち出した」と説明しており、横流しの事実はないという。

 3月に同病院の内部調査で睡眠導入剤100錠が紛失しているのが判明。事情を聴いたところ、この薬剤師が「睡眠導入剤は知らないが別の薬を持ち出した」と認めたという。

 睡眠導入剤は見つかっておらず、病院側は調査委員会を設置し大津署に被害届を出した。



 100錠って結構ありますな…。

 不眠症で悩んでいるのならば精神科に行けば処方してもらえるのに。やはり近くに薬があるとつい手が出てしまうものなんですかね。特に脳の感情の起伏を変化させる薬ってのは、黒い魅惑にとりつかれているものです。まぁそれに打ち勝って常に患者のために奉仕するのが、医の倫理だと思うのですが。男性薬剤師はもう一度この倫理を見直してもらいたいですね。
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posted by さじ at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
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