2007年04月29日

脳死移植、54例目を施行。10歳未満から40代までに移植

脳死移植:54例目の移植へ

 東京女子医大東医療センター(東京都荒川区)に入院中の40代女性が25日、臓器移植法に基づく脳死と判定された。女性は脳死で臓器提供する意思を示すカードを持ち、家族も同意した。同法に基づく脳死判定は55例目、移植は54例目になる。日本臓器移植ネットワークによると心臓は30代男性、両肺は10代女性、分割した肝臓の一部は10歳未満の男児、膵臓と片方の腎臓は40代女性に大阪大病院で、残りの肝臓は40代男性に東京大病院で、もう片方の腎臓は10歳未満の男児に国立成育医療センターで移植される見通し。

脳死移植:54例目の手術、すべて無事終了

 54例目の脳死臓器移植手術は27日、すべて無事に終了した。東京女子医大東医療センターで脳死となった40代女性が臓器を提供した。心臓は30代男性に、左肺は20代女性に、膵臓と片方の腎臓は40代女性に、いずれも大阪大病院で移植された。もう片方の腎臓は国立成育医療センター(東京都)で10歳未満の男児に移植。肝臓は二つに分割され、大阪大病院で10歳未満の男児、東京大病院で40代男性に移植された。



 とうとう54例目。やー、増えませんなぁ。今年も10例ペースでしょうか(昨年は一年間で10例)

 今臓器移植法案が審議されるかどうかという段階だそうですが、改正されるかどうかではなく議論の場にすら上がっていない状態です。今回のレシピエントの「年齢」を見ても分かりますように、20代女性や10歳未満の男児も臓器移植を必要としているのです。審議見送りなどありえない話で、今すぐにでも法改正が望まれます。

 また、今回は女性が臓器提供意思表示カードを持っていたことも幸いしていますし、家族も本人の意思を尊重するという理解ある行動をとっています。意思を表示していたために多くの人が救われるという臓器移植を、改めて考えていきたいと思います。

関連:
医学処 50例目の脳死移植。肺や腎臓などを提供。
医学処 臓器提供意思表示カードの署名者は、2001年以降増えていない。
医学処 ねんがんの臓器提供意思表示カードをてにいれたぞ!
医学処 携帯やインターネットからでもドナー登録できるようになりました


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posted by さじ at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
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