認知症の予防策を考えるシンポジウム「認知症予防のポイント」(毎日新聞社・ぼけ予防協会主催)が28日、名古屋駅前のミッドランドスクエア内ミッドランドホールで開かれた。約400人の入場者を前に、専門家たちが「短時間の昼寝が効果的」「趣味を持つべき」などとアドバイスした。
医療や厚生労働省関係者が参加。「30分以内の昼寝のほか、魚や緑黄色野菜中心の食事を心がけて」(田平武・国立長寿医療センター研究所長)▽「1回20〜60分の有酸素運動が良い」(朝田隆・筑波大教授)▽「長時間労働などで無理すると、脳に悪影響。無理せず楽せず過ごして」(安保徹・新潟大大学院教授)などと話した。
また会場では、認知症患者を介護した経験者で作る「あした葉劇団」(甲府市)が、介護をテーマにした劇を上演した。
昼寝が良いんですねぇ。脳を休ませるために必要ということでしょうか。脳にストレスがかかることで神経に負担がかかり、結果として脳萎縮が起こってしまう、とか?
基本まったりとして、正しい食生活、適度な運動と、健康な生活を営むことが一番認知症予防にも良いんですね。色々な因子があるとはいえ、メタボリックシンドローム予防のためにもこれらのことが効果的ですし、できれば若いうちから心がけるようにしましょう。中高年になってからやろうと思っても結構難しいと思いますので。
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