2007年04月24日

関東で流行している麻疹は、10代前半や大人に多い。

関東ではしかが流行 10代前半や大人に多いのが特徴

 東京都や埼玉県など関東地方ではしかが流行していることが、国立感染症研究所感染症情報センターがまとめた定点調査でわかった。例年より流行は早く、人の移動が活発になる連休に向けてさらに広がることが予想されるとして、同センターは緊急情報を出して注意を呼びかけている。

 3月26日からの1週間に、全国3千の小児科から報告された患者数は26人(昨年同期9人)で、うち22人が東京都と埼玉、千葉、神奈川各県だった。同期間に全国約500の病院を受診した成人の患者数は11人(同0人)で、うち8人が東京。同センターは「この地域のはしかの流行はさらに進行している可能性が高い」としている。

 同センターによると、例年、はしかの発症は乳幼児に多いが、今年の流行は10代前半や大人に多いのが特徴という。

 同センターの多屋馨子室長は「例年これからが流行のピークになる。ワクチンを受けていない人は早急に近くの医療機関に問い合わせて受けてほしい」と話している。



 皆さんははしか(麻疹)にかかったこと、ありますか?もしくは予防接種を受けましたか?

 両方ともない人は要注意。麻疹は、抗体が出来ていればずっと感染することはありませんが、抗体がない人で成人になった人は、子供の頃かかる人よりも重症になります。特に脳炎を合併すると死に至ることもあります。たかがはしか、されど病気はなめてはいけません。

関連:
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posted by さじ at 19:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
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