自殺予防のスペシャリストを育てようと、秋田大が「自殺予防学」の確立と授業の設置に乗り出した。新年度にカリキュラムなどをつくり、08年度から授業を始める。
秋田県は人口10万人あたりの自殺率が05年まで11年連続で全国最高。カリキュラムづくりに加わる本橋豊教授は「大学の特色として打ち出していきたい」と言う。
自殺予防の研究は医学、心理学などにわかれ、体系化した学問として確立していない。文部科学省は「国全体の緊急課題だ」として補助金の交付を決めた。
自殺予防という観点で見るならば、心理学的な色が強い感じもしますね。どのような授業をしていくのか興味あります。
現在日本では、カウンセラーや臨床心理士といった資格に、国家資格はありません。民間資格として多数の資格があるようです。その民間資格の中の1つとして自殺予防カウンセラーなども出来るんでしょうかね。病院で勤めるというより、各大学、各市町村に配属など、ニーズはかなりありそうです。
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