2007年04月23日

宇宙空間や戦場での手術として、ロボットによる遠隔操作を行う

ロボットで外科手術、宇宙空間や戦場での遠隔医療手段としてNASAが近く実験

 これまで過疎地などで外科手術を要する患者が出た場合は、外科医が居る医療機関がある場所まで搬出する必要があった。しかし、外科医がその場に居なくても高度な外科手術を受けられる可能性がでてきた。

 米ワシントン大学が国防総省の資金援助で開発を行った外科手術ロボット「レイブン(Raven)」は、そんな夢のような医療を実現するための第一歩となる。

 ワシントン大学が開発した外科医ロボットには外科手術に必要な微妙な手さばきをロボットハンドに伝えることができるような特殊な3次元マウス状のコントローラーとTVディスプレーが備え付けられている。外科医はディスプレイーを見ながらこのマウスを使うことによってインターネットを通じて遠隔地に設置されたロボットを操作して、外科手術を行うことが可能となっている。

 この種の外科手術用のロボットはこれまでにも存在してきたが、従来型の外科用ロボットは固定型で容易に移動することは困難だったのに対して、今回、ワシントン大学が開発したロボットは1個約22kgの部品に分解することが可能で、容易に持ち運びができるように設計されている。また、従来型の外科手術用のロボットは遠隔地から操作することが考慮されていないという欠点も持っていた。

 NASAでは宇宙空間に近い環境を得るためにフロリダ州の沖合いの海底に設置した実験空間「アクエリアス海底実験施設(Aquarius Undersea Laboratory)」で人体を模して作られた模型を使って来月にもこのロボットを使った外科手術の実験を行う予定となっている。

 この実験ではフロリダ州キーラーゴに居る外科医が商用インターネット回線を利用してフロリダ沖合いの海底にあるアクエリアスの中に設置された外科医ロボットを操作して血管を模したゴムチューブの縫合手術が行われる予定

 実用性が確認された後は、国防総省は医師の確保が難しい戦闘地域での外科手術用に、 NASAでも同様に医師の確保が難しい宇宙空間での外科手術用にこの技術を用いる予定だ。



 遠隔操作ロボットとしては「ダビンチ」などが有名ですが、このロボットの特徴は記事中にもありますように、コンパクトな点。日本で言うならば、緊急性の高い病人が出たときに、無医村地域に配置して都心の医師が操作するとか、または高度な手術を熟練者が行うなど、さまざまな分野で応用できるでしょう。勿論操作には技術が必要ですし、何より値段も相当する。(ダビンチで億超えます)でしょうから臨床応用するには時間が必要です。

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posted by さじ at 00:18 | Comment(5) | TrackBack(0) | 救急
この記事へのコメント
宇宙開発で森林ハウスを研究しているが 森林ハウスの生命力の中で寝ていると病気が治りやすくなるかもしれない この時ハウスは通気を良くし空気の調整が必要だと思われる 森林ハウスで地球の命が理解できるかもしれない
Posted by 増田二三生 at 2008年01月25日 17:36
それで、人権無視?
Posted by 電磁波被害者 at 2010年07月25日 16:27
それで戦争武器に転換?
Posted by 電磁波被害者 at 2010年07月25日 16:29
それで個人生体情報の売買のはじまり?人体実験のため?
Posted by 電磁波被害者 at 2010年07月25日 16:37
決断とその反復において時間における主体的かつ実存的な永遠を満たす。それは矛盾において死に至る絶望的な病空間に及び弁償法に並ぶ
Posted by みか at 2010年10月14日 23:02
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