2007年04月12日

代理出産を認められなかった向井夫婦と最高裁

「がっかり、怒り覚えた」=落胆隠せぬ向井さん夫妻−最高裁決定受け・代理出産

 代理出産で生まれた双子の男児との親子関係を認めなかった先月23日の最高裁決定を受け、タレント向井亜紀さん(42)が11日、夫の元プロレスラー高田延彦さん(44)とともに東京都港区のホテルで記者会見し、「決定文を何回も読んだ。がっかりしたし、怒りも覚えた」と落胆を隠せない様子で語った。高田さんを父として日本国籍を取得する出生届は提出せず、当面米国籍のまま育てるという。

 向井さんによると、出生届は同日が提出期限とされたが、母親の欄は代理出産した米国人女性としなければならない。女性との契約などで、母親と記載することはできないため、提出を断念した。

 最高裁決定では3裁判官が補足意見で「特別養子縁組」の可能性を指摘した。しかし、女性との契約問題などがあり、ハードルが高いことが分かったという。向井さんは「せっかくの指摘なのに、家裁で『大ざっぱなアドバイス』と言われた」と話した。

 向井さんは「時間と労力を掛けたスケールの大きな社会科見学だった。得るものはなかった」ときっぱり。高田さんは「(親子関係を認めた)高裁の決定は、死ぬまでお守りであり、宝物。(最高裁で破棄されても)幻ではない」と述べた。



 うーん。代理母出産も難しい問題です。日本ではそもそも代理出産制度が自主規制されているので、向井さんたちにとっては厳しい闘いだったわけですが。

 「遺伝子によって親子関係を決定する」のか、「分娩という事実をもって親子と認定する」のか、大きな違いがあると思います。こう、個人情報とはいえ、精子も卵子も体外に出して色々利用できる世の中になってきたわけじゃないですか。そうすると、遺伝子だけで親子関係、というのも微妙な気がするんですよね。後々いろんな社会問題になりそうな予感が。アメリカは、養子という制度も十分理解されているんで、代理出産も当然のように受け入れられているんじゃないですかね。

 法整備されれば、代理出産も認められてしかるべきだと思うんですけど、その法整備がいったいいつになることやら。ベビーM事件などの過去の事件のことも考えると、頭を捻らないとまとまりそうにありません。

関連:
医学処 代理出産などの生殖補助医療に関する法整備が始まる。


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posted by さじ at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生殖
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