柳沢伯夫厚生労働相と中国、韓国の保健担当閣僚は7、8の両日、ソウルで新型インフルエンザ対策に関する会合を開き、情報共有やワクチン開発を共同で進めることなどを盛り込んだ覚書に調印した。
覚書によると、ヒトからヒトに感染する新型インフルエンザウイルスに変異する可能性が懸念されている鳥インフルエンザなどに対し、3カ国が検疫や治療、予防などで共同対処するための基金を創設。研究プロジェクトや連絡窓口を設置、整備することでも合意した。閣僚級会合の定例化も決まった。
日本は、3カ国が医薬品開発のための臨床データ共有や、他の地域も含めた自然災害やテロなどでの連携に向け協力する必要性を提言、中韓の賛同を得た。
また日本は韓国と高齢者関連産業の振興で、中国とはがん対策でそれぞれ協力することを確認。
韓国の柳時敏保健福祉相は新型インフルエンザ対策で将来、北朝鮮との連携も必要との考えを示した。会議には中国から高強衛生相が出席した。
おっ、アジア勢、歴史で争ってはいても命のこととなるとやはり熱いですね。がっちり協力体制を築き上げました。しかし北朝鮮……そりゃ命は平等ですが、協力するというより与える一方になるような予感が。韓国側のパフォーマンスなのかもしれませんが。
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資金を三国で等しく出すならやらないと思います。
「自分さえよければいい」が国是な国ですから、政治家になれる富裕層が、富裕層のための政治を行ってるのでしょうね。
我が国も、同じくなりつつありますが…。