宇部薬剤師会(藤本正夫会長)は、聴覚障害者に優しい窓口サービスを目指して、市内の薬局・薬店計百店舗に「耳マーク」の表示板を配置した。県内の薬剤師会の中では初めての取り組み。
耳マークは、耳が不自由であることを示す表示。聴障者自身が身に付けるほか、窓口に掲げる役所、病院、銀行が全国的に増えている。藤本会長は「耳の不自由な方が希望を言いやすいように、また薬局側が速やかに筆談で対応できるように整えた。耳マークは、まだ広く知られていないので、普及が進んで障害者が暮らしやすい社会に近づけば」と話している。
聴覚障害者の「耳マーク」はこちらです。確かに馴染みはないですね。もっとメジャーになれば、手話だけでなく筆談という手もありますから、手軽に聴覚障害者とコミュニケートしてサポートすることができると思います。
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