2007年04月01日

日本人が好きな白色の、上手なつかいかた。

「白」で心地よい家に 日本人好みのインテリアカラー

 「白」は、日本人が好む住空間のインテリアカラー。一般的に「まとめやすい」といわれるが、上手に使いこなせている人は意外に少ないという。白は使い方を間違えると、「無機質」「汚れが目立つ」など住む人の敵になってしまう。住宅情報を提供するリビングデザインセンターOZONE(東京)のインテリアコーディネーター、堀内優子さんに、白を味方に付けて気持ちよく暮らす工夫を聞いた。

 白の魅力とは−。「素材やデザイン、光によって、ムードが大きく変わり、さまざまな表情を作り出すことができることにあります」。堀内さんは、同じ白でも素材感や色合いの異なるものを組み合わせることを勧める

 例えば、内壁。どの部屋にも同じ壁紙を使う人が多いが、「部屋ごとに用途が違うのに、気分が変わらず落ち着かなくなることがあります」。

 内壁には塩化ビニール製の壁紙がよく使われる。商品は、和紙風、織物風など多彩。一方、少し値は張るが、防かびや通気性に優れた珪藻土、漆喰の壁紙もある。

 同じ部屋でも、1面だけ壁紙を変えるのも方法だ。「ただ、濃い色にすると、壁が迫ってくる感じがするので注意が必要。薄い色を使うのがコツです

 カーテンやレースで白い壁の部屋に変化をつける手法もある。「オーダーメードできるので、素材や色、柄のほか、縫製の仕方を変えるだけで表情が出ます」

 付け方にもアイデアがある。一般的にカーテンは部屋側、レースは窓側だが、逆にする方法だ。これだと、カーテンの色や柄が柔らかい風合いで目に入ってくる。

 人気の根強い白いソファは、白い壁の室内に置く場合、光沢感のあまりないものを選んだ方がリラックスできるという。「白は緊張感のある色なので、革よりもファブリック(布地)がお勧め。合わせるクッションはニットや刺繍など複雑な織り方のものを選ぶと、より表情が出ます」

 一方、白の使い方は洋室と和室で異なる。これは、いすに腰掛ける洋室と床に座る和室では、目線の高さが違うためだ。「目線の低い和室の方が壁の圧迫感を強く感じるので、洋室より柔らかい素材を選ぶといい」



 私も白はシンプルで落ち着いていて好きなのですが、確かに部屋全体に白を交えるとなるとそのコーディネートは難しいですね。心を落ち着けるはずの白も、使いようによっては緊張感を与えてしまう。こういうのは心理学の分野でしょうかね。無意識で感じる「室内」だからこそ、ストレス性の低い配置・配色を心がけたいものです。

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posted by さじ at 16:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神
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