聖マリアンナ医科大学の千葉俊明助手は13日、横浜市で開催中の日本再生医療学会でヒト胚性幹細胞(ES細胞)を使ってパーキンソン病の症状を改善する動物実験に成功したと発表した。
人間に応用できれば、進行したパーキンソン病患者の手足のふるえなどを軽減する有望な治療法になる可能性がある。千葉助手が米コロラド州立大学に在籍していた時の研究成果。
パーキンソン病は、何らかの理由で神経細胞が死滅し、脳のなかの情報伝達物質ドーパミンが不足して発症する。決め手となる治療法はない。
死滅した神経細胞をES細胞で補うことに成功したということでしょうか。ES細胞は偉大だなぁ。しかし人間に応用する場合って、脳にES細胞を注入しなきゃならんのでしょうかね。それも結構リスク高そうですが。
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