2007年03月29日

オキナワモズクの成分が、抜け毛を加速させるタンパク質を抑制する

抜け毛:オキナワモズクに抑止効果 ライオン生科研が発見

 男性の「抜け毛」を加速させるたんぱく質を、ライオン生物科学研究所(神奈川県小田原市)のチームが見つけ、26日発表した。男性ホルモンの作用でこのたんぱく質が過剰に働き、毛根にある毛母細胞を不必要に「自殺」させるとみられる。28日から富山市で開かれる日本薬学会で紹介される。

 同研究所の栗田啓・副主任研究員らは、毛髪が適当な時期に抜けるようコントロールしているとみられるたんぱく質「NT−4」に着目。人の毛母細胞にNT−4を加えると、「アポトーシス」と呼ばれる細胞死が、加えない場合の8倍に上った。

 さらに、毛母細胞を作る「毛乳頭」では、男性ホルモンがNT−4遺伝子を作動させ、NT−4が過剰に生産されていることが確かめられた。

 これらの結果から、NT−4は男性ホルモンによって働き、毛母細胞を不必要に細胞死させることで脱毛を加速している、と結論付けた。

 研究チームは、NT−4の働きを抑える物質を、生薬や植物、海藻など約300種類の候補から探し出し、オキナワモズクの抽出成分が有効であることも見つけた。マウス実験で、この成分を体に塗ることで有効性が確認されたという。ライオンは「人での効果を試し、育毛剤として商品化したい」と話している。



 モズク食べてアポトーシスを防げるなら毎日食べますよ。

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posted by さじ at 07:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚
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