韓国のソウル大は26日、獣医学部の研究チームがチョウセンオオカミのクローン2頭を誕生させることに成功したと発表した。いずれも2005年10月に誕生し、正常に育っている。
ソウル大は、核を取り除いた犬の卵子にオオカミの体細胞を移植し、卵子を代理母の犬の子宮に着床させる方法でクローンをつくった。
一方、通信社・聯合ニュースによると、ヒトクローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)をつくったとの論文をねつ造したとして昨年5月に起訴され、最近、研究活動を再開した黄禹錫・元同大教授も今回の研究論文の共同著者として参加している。
体細胞さえあれば、絶滅した狼でも蘇らせることができるということでしょうか?同様の実験をマンモスでやっていましたね、そういえば。
この技術があれば、ニホンオオカミを復活させることも可能かもしれません。その是非はともかくとして。
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