2007年03月18日

筋萎縮性側索硬化症への呼吸器装着の割合は病院間に大きな差がある

呼吸器装着、施設間で大差 難病ALSで病院調査

 全身の筋肉が動かなくなる進行性の難病、筋委縮性側索硬化症(ALS)の患者が呼吸困難になり、延命のために気管切開をして人工呼吸器を装着した割合は、ほぼ100%から10%未満まで病院間で大きな差があることが10日、共同通信が実施した全国調査で分かった。

 余命を大きく左右する呼吸器装着の割合が、ケア体制の地域差や医師の説明方法に影響されている実態が浮かんだ。

 一方、一度つけた呼吸器を患者が自らの意思で外す権利を容認する意見が約半数を占め、患者から取り外しを依頼された経験のある病院も19%あった。患者団体には「容認すれば、周囲の都合で死に追い込まれる恐れがある」と慎重論も強く、議論を呼びそうだ。

 調査は今年1−2月、神経内科がある大学病院本院と国立病院機構など計183病院を対象に実施。78病院(43%)から有効回答を得た。

 呼吸器をつければ数年以上の延命が可能だが、たん吸引などで24時間介護が必要になる。家族の負担が大きく、装着をためらう患者も多い。



 人工呼吸器をつける際に、患者さんには「呼吸器をつけたら外せない」ってことを言います。この時点で、呼吸器をつけるという同意を得た場合、それが「患者の意思」になるわけです。

 ですが患者が「外して欲しい」と意思が変わったらどうすればいいでしょうか?今の日本では「尊厳死」について明確に議論されていないために、どうすればいいのか曖昧になっています。病院によってその対応に違いがあるのは問題だと思いますね…。

 確かに、患者本人の意思があっても、周囲の圧力に屈服してしまって、自分の命として扱えない人もいるかもしれません。ここらへん、難しい問題だなぁと思います。詳しくは下記リンク参照で。

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posted by さじ at 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸
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