2007年03月11日

5000億を売り上げた高脂血症治療薬の発明者が会社を提訴。

高脂血症治療薬発明した塩野義製薬元研究員が提訴

 メタボリック・シンドロームの診断基準の一つ、高脂血症の治療薬の主成分を発明した塩野義製薬(大阪市中央区)の元研究員、渡辺正道さん(59)が6日、「発明への十分な対価を受け取っていない」として、同社を相手に約8億7000万円の支払いを求める訴えを大阪地裁に起こした。

 訴状によると、渡辺さんは1966〜2003年、研究員として勤務。91年には、他の研究員ら3人と共同で、血中の悪玉コレステロールを低下させる「ロスバスタチンカルシウム」を発明し、同社は97年5月、これを主成分とする物質で特許権を取得した。

 その後、ライセンス契約を結んだアストラゼネカ(本社・英国)が、この物質を基に医薬品「クレストール」を商品化。03年から販売したところ、世界84か国で5000億円以上を売り上げ、同社はア社側から計203億円の特許使用料収入を得たという。

 一方、渡辺さんは他の研究員ら3人とともに、同社から報奨金計1万5000円を支給され、03年に早期退職。05年4月の同社の発明に関する規定改定に伴い、昨年8月、実績報奨金約1450万円の支給を打診されたが、受け取りを拒否していた。



 5000億の売り上げ、そして203億という膨大な特許使用料、そして実際に得たのは報奨金1万5000円…。

 安っ。ケタが違いますわな。まぁ確かに設備やらの資金は会社が出しているんでしょうけれど、だからといって発見した人に見返りが安いのはどうかなぁと思います。一攫千金な現場だからこそ、それ相応の賞金を出すことでモチベーションも高まるのでは?

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posted by さじ at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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