緑内障 進行予測に新手法 MRI使い高精度
緑内障を発症したサルの視神経を磁気共鳴画像装置(MRI)で観察し、進行を高精度で予測する新手法を、岐阜薬科大(岐阜市)と理化学研究所分子イメージング科学研究センター(神戸市)の研究チームが開発した。
緑内障は日本の失明原因の1位。眼圧が適正以上に強くなることが原因で、自覚症状としては少しずつ視野が欠けてくる。しかし症状には個体差があり、眼圧だけでは症状悪化の速さが予測できなかった。
研究チームは、カニクイザル5匹を使って実験。神経線維を画像化できる特殊なMRIを使い、緑内障のサルの脳内を撮影したところ、視神経線維の欠損と眼圧の高さに相関関係があることが判明。予測通りの速さで5匹の症状が悪化した。
人体に応用できれば、視野が欠ける前に病気の発見が可能になる。治療の効果計測が容易になり、新薬や治療法の開発が期待できるという。
研究の中心となった岐阜薬科大の嶋沢雅光准教授(46)は「新しい治療の道を開く画期的な研究だと思う。早期の臨床応用を目指していきたい」と話した。
眼科領域の画像化も飛躍的に進歩している分野の1つですね。一度失った視野は戻らないのが現代の緑内障の特徴なので、こういった予防を、眼圧だけでなく画像を用いて臨床で扱うことが出来れば、病状をコントロールする良い指標になるのでしょう。
2013年04月01日
この記事へのコメント
コメントを書く
