児童虐待防止法改正を検討している超党派の国会議員有志は1日、児童相談所が強制的に立ち入り調査できるようにすることなどを盛り込んだ見直し案をまとめた。
今月中に法案要綱を作成し、議員立法で改正案を今国会に提出、改正を目指す。
見直し案では、虐待が疑われる家庭に対する立ち入り調査を拒んだ場合、児童相談所が裁判所に令状を請求して強制的に調査を行えるようにする。調査拒否の罰則も、現行の「30万円以下の罰金」から「50万円以下」に引き上げる。
また、児童相談所長から子供との面会を制限されているにもかかわらず、親が施設に入所した子供に無理に会おうとした場合、接近禁止命令を出せる制度も導入する。子供に近づくことだけでなく、施設や学校付近を歩き回ることも禁じ、罰則を設ける。
このほか、虐待を繰り返さないための指導を、親が受けることを徹底させる制度も盛り込む。都道府県知事が指導を受けるよう勧告しても従わない場合、〈1〉子供を施設に入所させ、親から引き離す〈2〉子供が既に施設に入所している場合は、指導を受けない限り、親元に戻さない――などの措置をとる。子供を親元に帰せる見込みがない場合は、児童相談所長が親権喪失宣告請求を行うことを検討していく。
自分の子どもを虐待する親は、更正しないと思うんですが…。養子制度をもっと一般的にしていくのが一番では?もう我が子同然にしちゃって。
子どもに罪はありませんからね。子どもを健全に育てるために大人、社会は全力を費やす必要があると思います。逆に大人の都合なんてドーデモイイとすら思います。
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