福島県立医科大(福島市)で25日に行われた医学部入試の2次試験(前期日程)で、試験官を務めた医学部の50歳代男性助手が、いびきをかいて居眠りをしていたことが27日、わかった。
同大は「試験に大きな支障はなかった」として受験生の救済措置は取らないが、助手の処分を検討している。
大学側の説明によると、助手は、理科の試験(2時間)が行われていた教室の後方でいすに腰掛けていたが、試験開始から1時間20分後の午後4時ごろから約20分間、居眠りをしたという。
受験生が手を挙げて別の試験官に「いびきのような音がする」と指摘したことから発覚した。この教室には36人の受験生がいた。
試験中のいびきって、結構うるさくて集中できないんですよね。手を挙げて注意したくなる気持ちもわかります。ですが試験監督からすると、何もしない2時間は苦痛でしょう。それも丁度眠くなる時間帯に。
何より居眠りが全国ニュースになってしまうなど想像だにしないでしょうね。
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