ルネサンスなどフィットネスクラブ運営大手が企業向けの健康増進事業を強化する。メタボリック(内臓脂肪)症候群の対策となる運動や食事内容を改善する専用プログラムを提供し、指導員を増やす。厚生労働省が生活習慣病対策を2008年度から健康保険組合などに義務付けるのに対応する。中高年の健康を増進させる商品やサービスの市場が拡大しそうだ。
ルネサンスは生活習慣病を防ぐために適切な食事療法やトレーニング法を教えるプログラム「法人向けメディカルフィットネス」を開発、06年から全日本空輸など5社の健保組合で試験導入してきた。コレステロール値が高い人には有酸素運動を組むなど個別に対応し、07年度に約40社との契約を目指す。
いつの日か、社員食堂にも栄養士が配属されたりしそうですね。今でもされてるのかもしれませんけど。生活習慣病は文字通り、本人の生活態度によるものなので、個別の指導が必要になってくると思います。忙しかったり意思が弱かったりすると運動をおろそかにしがちなので、こういう企業単位の試みは成功しそうです。
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