ひどい貧血の妊婦でなければ、出産時の大量出血に備えて自己輸血用の血液を採取しても大きな異常は見られないとする研究結果を、国立成育医療センター周産期診療部の研究チームがまとめた。125人の妊婦を対象に承諾を得て採血し、出産前後で母子の健康状態を確認した。同センターは「通常なら安全上問題がない」としている。
妊婦は貧血となる傾向が強いほか、胎児への影響を危惧することもあり、自己血輸血が控えられている。研究成果を受けて研究チームは今後、自己血輸血の実施ガイドラインを作成し、学会などを通じて提案していく予定。
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むしろ出産時の出血による脳の低酸素のほうがヤバそうですからね。赤血球の寿命は120日。自己血輸血を視野にいれたガイドライン作りが始まりそうです。
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