昭和大学病院(東京・品川区)は、耳の日の3月3日に聴覚障害者外来を開設する。
専門の手話通訳者を常駐させるほか、体の動きを指示するモニター画面の設置など耳の不自由な人が受診しやすい環境を整備する。大学病院が聴覚障害者外来を持つのは初めて。
「あなた一人に時間をかけられない」などの理由で、医師に筆談を拒否されたり、エックス線撮影の際に体の動きについての指示が理解できず困ったり――。医学部の高橋英孝助教授によると、全国に400万人以上いるとされる聴覚障害者は、医師らとの意思疎通が難しいため、重症になるまで医療機関に足を運ばない傾向が強い。
専門外来では、手話通訳者のほか、手話ボランティアが来院者を支援。さらに、病気に関連する手話のイラストなどを網羅した受診便利帳を配備。胃のエックス線診断時に、「体を回転してください」など約50の体の動きを文字や手話のアニメーションなどで映し出すモニター画面も設置する。
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おー昭和大学凄いなあ。なんて革新的なことをやっているんだろう。聴覚障害者のための外来。確かに診察しづらいでしょうね。視覚障害でも言葉によるコミュニケーションは出来ますもんね。そこで、X線装置などにアニメーションのモニターをつけてしまった!発想が素晴らしいです。昭和大学は昨年度の医師国家試験合格率も100%という成績を残しています。伸びる大学です。このシステムが全国に普及することを願います。
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現に、聴覚障害者とわかると対応が悪くなるのは本当です。
抗議することでしぶしぶ診てくれましたが、診査らしい診査をしてくれませんので、これをみた時どれ程喜んだか。
広まって欲しいと思います。