2007年02月26日

四国リーグ「ガイナーズ」に香川大学医学部整形外科が協力

四国リーグ「ガイナーズ」、香川大医学部が応援

 野球選手のメディカル面の強化とスポーツ医学の向上を図ろうと、四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズと香川大医学部整形外科が「メディカルパートナーシップ契約」を結んだ

 契約は16日付で締結。NPB入りを目指すガイナーズ選手は自身の体力の詳細なデータを把握でき、同大は取得したデータを医療技術の向上に生かせる。

 18日には、三木町池戸の同大医学部付属病院で、専門医らによる選手のメディカルチェックと体力テストが実施された。この日は選手21人が受診。リハビリテーション室では、理学療法士や作業療法士らが、身長や体重、太もも、腕の太さなどを測定。握力や背筋力、ジャンプ力など基礎的な体力も調べた。また、光や音への反応時間や、肩やひじ、手首などの可動域、太ももの筋力を1人ずつ丹念にチェックした。

 近藤洋輔選手(25)は「詳しい体のデータが分かりありがたい。今後のトレーニングで左右のバランスを整えるのに生かしたい」。中溝寛之医師(35)は「スポーツ選手の体を詳しく知ることは私たちにも非常に有益」と話していた。

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 スポーツ医学が発達し普及してきたのはいつ頃からだったでしょうか。最近ではプロには欠かせない存在となっています。根性論を捨て、医学的に効率的なトレーニングを行うことでスポーツ能力もより向上します。香川大学の医学生からも腕の良いスポーツドクターが誕生するかもしれません。ガイナーズと共に頑張ってほしいと思います。

 小学生とかにも、スポーツ医学を実施できるといいと思うんですけどねぇ。まだまだ現場は根性論なんでしょうか。

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posted by さじ at 11:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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