2007年02月25日

過労死認定された小児科医は月100時間の時間外労働をしていた

小児科医の過労死、労災認定 北海道労働局「時間外」月100時間超

 北海道労働局が、道北地方の公立病院などに勤務していた男性小児科医(当時31歳)の突然死について、過度な時間外労働による過労が原因として、遺族が申請していた労災を認め、遺族補償年金の支給を決定していたことが23日、分かった。

 同労働局によると、医師の過労死が労災認定されるのは珍しいという。

 労働局などによると、男性は公立病院に2002年4月から03年7月まで臨時職員として勤務し、同年8月から正職員になった。同年10月1日からは北海道富良野市の民間病院に勤務し、同6日に自宅で心疾患のため突然死した

 男性は、公立病院で頻繁に夜間呼び出しされるなど、時間外労働が月100時間を超す過密勤務で、民間病院でも長時間勤務を余儀なくされていたという。04年11月、遺族が旭川労基署に労災申請していた。

 労働局は、男性の勤務実態が国の労災認定基準(発症直前1か月100時間、2〜6か月80時間)を満たしていると判断した。

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 小児科医……勤務時間が異常ですね。

 そもそも医者は長時間働くものだという考え方が世間一般にも、医者自身にも受け入れられているのがおかしいのでしょう。医療ミスを減らす、患者1人1人に適切な医療を行うのをまず第一に考えるならば、医者の過剰労働をなくすべきです。しかし医者には働かせまくって、更にミスも犯すなといい、挙句の果てに給料貰いすぎだという…。医者も人間なんでね、難しいんじゃないですかね。

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posted by さじ at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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