2007年02月22日

ねんがんの臓器提供意思表示カードをてにいれたぞ!

 というわけで、生まれて初めて、臓器提供意思表示カードを見ました。前々から欲しいなぁと思っていたんですけど、どこにあるのか知らなくて。コンビニに置いてあると聞いてはいたんですが、パッと見、あるのかどうか分かりませんでした。隅のほうの書類と一緒に置かれていたらおそらく分からないし、探そうとしないでしょう。もう少し置き方を工夫してほしいかなと思います。レジ横とか。ホワイトバンドをあの位置で販売していたんですから、臓器提供カードも分かりやすい位置に置いてもらう訳にはいきませんかね。

 で、今回発見したのも、ホント偶然です。もし私が暇をもてあまして全ての展示物を見ていなければきっと見逃していたでしょう。

 それでは早速ご紹介しましょう。臓器提供意思表示カードさんです!




バァーン!!


 単にカードが裸の状態で置かれているというイメージでしたが、ご丁寧にもしっかりラップされており、中には説明書きと、臓器提供カードが2枚。何で2枚?と思われた方もおられるでしょうから、解説の紙の表紙にご注目。


伝わるこころ つながる命
Gift of Life

2枚のカードに記入しましょう!
1枚は自分のために 1枚は大切な人へ



 自分だけではなく、大事な人にも臓器提供カードで意志を表示してもらおうという…。これで意思表示の効果も倍ですな。ちなみにオレンジと緑の2種類があります。




 中身はこんな感じ


 上のほうに付属しているのがシールです。以下、解説を。


 シールは、自分の意思に合うシールを選んで記入し、携帯電話などの私物のどこに貼っても構いません。保険証や運転免許証では枠外や空欄部分に貼ります。カバーに貼る場合は、場所を問いません。


 つまりカードとして持ちあるく必要がなく、いつも身につけているものに小さなシールを貼るだけで意思表示ができる、というもの。縦1cm、横4cm程度のシールですから、スペースをとりません。丁度携帯電話のカバーに貼れます。ちなみにシールは6枚入っていて、用途に応じて3パターンに分かれます。

1.「私は、脳死判定に従い脳死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。」
 心臓・肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、眼球、その他
2.「私は、心臓が停止した死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。」
 腎臓、膵臓、眼球、その他
3.「私は、臓器を提供しません。」

 これに署名して、貼って、オシマイ。晴れて意思表示は完了です。シール貼るのが嫌だという人は、臓器提供意思表示カードをサイフや定期入れの中にでも入れておけば意思表示になります。で、

 その臓器提供カードってどう書くの?という方もおられるでしょう。ではお待ちかね、臓器提供意思表示カードの裏側です




 見づらい(スミマセン)


 分かりづらいんで文章におこします。といってもシールと同じですが。違うのは家族署名の欄がついているのと、何故かQRコードがついている点です


<該当する1.2.3.の番号を○で囲んだ上で提供したい臓器を○で囲んで下さい>

1.私は、脳死の判定に従い、脳死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。(×をつけた臓器は提供しません)
心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球・その他( )
2.私は、心臓が停止した死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。(×をつけた臓器は提供しません)
腎臓・膵臓・眼球・その他( )
3.私は、臓器を提供しません。

署名年月日:  年  月  日
本人署名(自筆):
家族署名(自筆):
(可能であれば、この意思表示カードをもっていることを知っている家族が、そのことの確認の為に署名して下さい。)


 自分の意思を表示するだけですから、自分の意思に沿う形で○をつけて署名をすればOKです。脳死について考えて、納得いかなかった場合は「3」に○をして下さい。家族署名は特に、10代の方は書いてもらうといいでしょう。家族と話し合った上で記入して下さい。これで、家族間の口頭での取り決めも、「本人の意思表示」として効力を発揮するわけです。

 なお、これ以外にもオリジナル意思表示カードがあるそうです。個人的に気になるのは藤波辰爾カードであることは言うまでもありません。



 臓器提供については未だ賛否両論です。しかしそれは大きな局面でみた場合、議論が必要であるというだけで、個人個人が臓器を提供するのかしないのかについては、その人の「意思」で決まります。しかしそれをただ漠然と思っているだけでは何の効力もありません。臓器提供意思表示カードを所持することで、1人1人の「意思」を明確に表示することができるのです。皆さんも意思表示しませんか?




イェア!


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posted by さじ at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 救急
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