2007年02月20日

病院勤務医の9割が医師不足を訴え、疲れを感じている。

病院勤務医:9割が医師不足訴え 9割以上が疲労感

 病院の勤務医の90.0%が「医師不足」と感じ、9割以上の人が「疲れを感じている」ことが、日本医療労働組合連合会のアンケート調査で分かった。時間外労働は月平均63.3時間で、過労死認定基準の目安である「月80時間」を超える人が31.2%に達していた。女性医師の97.9%は生理休暇を取れず、6割近くが妊娠時に「切迫流産」などの異常を経験していた

 日本医労連加盟の医療機関の勤務医らを対象に、昨年11月〜今年1月に調査。回答を寄せた神奈川、愛知など25道府県約150施設の計1036人について分析した。

 宿直の月平均は2.9回で、当直明けの勤務は「ある」人が74.5%。最長の連続勤務時間は平均32.3時間に上り、36〜41時間が36.8%で最も多く、30時間以上が71%を占めた。今の健康状態については、「健康」が53.1%と過半数を超えたが、「健康に不安」(34.4%)、「大変不安」(6.3%)も目立った。出産経験のある女性医師のうち、妊娠の状況が「順調」だったのは42.6%しかなかった。

 「疲れの回復状態」については、「べつに疲れを感じない」はわずか6.5%にとどまり、「疲れが翌日に残ることが多い」(40.2%)が最多。「職場をやめたいと思うこと」は▽「いつも」(10.5%)▽「しばしば」(16.1%)▽「時々」(26.3%)で、5割以上が「やめたい」と考えていた。

 「医師確保、退職防止に必要な条件・環境」(複数回答)では、▽「賃金や労働条件の改善」(85.8%)▽「診療科の体制充実」(51.4%)▽「医療体制のレベルアップ」(44.6%)の順で多かった。

 自由記載欄には「患者の要求の高まる中で医師不足、労働条件が改善されておらず、医師への責任、負担が増していることが医師不足をさらに悪化させている」(大阪府、30歳代の女性医師)、「こんな状態でミスが起きないほうがおかしい」(岩手県、30歳代の男性医師)など、改善を求める声が寄せられている。

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 こんな境遇で、ミスが起きないはずがないですよね、正直。医者は儲けてるとか、楽してるとかいう前に、少し医療制度を見直すべきではないでしょうか。マスコミに踊らされるのは国民ですが、病気になって医者にかかるのもまた国民なので。国民が動かなければ、医療制度は変わりませんよね。

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posted by さじ at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
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