2007年02月20日

病気腎移植を支持する患者らが宇和島でデモ行進

病気腎移植:支持訴える患者らがデモ行進 愛媛・宇和島

 万波誠医師(66)らによる病気腎移植を検証するため、大阪市で18日開かれた宇和島徳洲会病院の調査委員会。外部の専門家からは「医学的に容認できる行為ではなかった」という厳しい意見が相次いだ。しかし、愛媛県宇和島市では同日、病気腎移植への支持を訴える患者たちが講演会やデモ行進を行った

 「(調査委のメンバーは)カルテだけを見て判断されている。だから、(私の意見と)ずれがある」。万波医師は宇和島市であった講演会に出席。その後、調査委の指摘について病院で取材に応じ、こう語った。

 講演会は、万波医師らを支援する「移植への理解を求める会」(向田陽二代表)が、病気腎移植を支持する難波紘二・広島大名誉教授を招いて開いた。約800人が参加。壇上に上がった万波医師が「病気腎移植を悪く言われ、落ち込んだ時期もあったが、少しずつ勇気が出てきたところです」とあいさつすると大きな拍手が起きた。

 その後、参加者のうち約100人が市内の商店街を約1キロ、「万波先生は患者の命綱」などと書いたカードを手に、「患者を見殺しにするな」と声を上げながら歩いた。

 一方、調査委の会合後に記者会見が開かれ、同病院の貞島博通院長が出席。「カルテから見ると同意文書がなく、そういう意味では非常に不十分」と病気腎移植の不備を認めた。苦渋の表情を見せ、「手術は万波先生が必要だからされたのだと思うし、そんなに間違ったことではないと思う。ただ証拠がなく、専門委員を納得させる力がなかった。僕は信用している」と述べた。

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 マクロ的に見ている調査委員会側からすれば、マニュアルどおりの医療を行わない万波医師は面白くないのでしょう。患者1人1人のことを考えれば、マニュアルなんぞ関係なくなるのは当然です。ただ、万波医師の落ち度は、記事中にも書かれているように、インフォームドコンセントのやりかたがまずかったのではないか、と。自身と患者の間で納得づくだったといっても、証拠がないのでは叩かれるのは当然です。

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posted by さじ at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
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