愛知県蒲郡市のマンションから転落死したとみられる中学2年生の女子生徒(14)が、死亡した16日に市内の病院でインフルエンザと診断され、治療薬タミフルを服用したとみられることが、蒲郡署の調べで分かった。
調べでは、生徒はこの日、「インフルエンザかもしれない」などと中学に届けて欠席し、市内の病院でインフルエンザと診断された。その際、タミフルを含む複数の薬を処方された。自宅にあったタミフルには服用した形跡があったという。
タミフルは、インフルエンザ治療薬として日本では00年に承認され、01年2月から販売されている。服用後、異常言動で死亡した例などが報告されているが、厚生労働省の研究班の調査では「タミフルの服用と異常言動の関連性は認められない」としている。
一方、両親は調べに対し、生徒がインフルエンザと診断されたことで、「(19日から予定されていた)期末試験を欠席しなければならないと心配している様子だった」などと話しているという。
同署は、これらの状況が転落に結びついた可能性もあるとみて調べている。
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タミフルによる異常行動なのかどうか……。難しいところですね。そもそも異常行動が何故だか転落に繋がっている点が意味不明です。何ででしょう。この生徒の場合ですと、期末試験を欠席して追試験を受けなければならないというプレッシャーがあったのかもしれませんが。
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