2007年02月11日

世界中で禁煙法が加速しているのに日本ときたら……

世界に広がる禁煙法

 米国ハワイ州、香港など、公共の場所での喫煙を禁止する禁煙法を施行する国や地域が増えている。

 禁煙広報センター(東京)によると、ハワイでは昨年11月、米国内で最も厳しい禁煙法が施行された。空港やホテルのロビー、レストランといった公共の場所だけでなく、公共の場所の出入り口や窓から約6メートル以内の喫煙も禁止された

 香港では先月、公共施設の屋内に加え、ビーチや公園など屋外でも禁煙となり、違反者には最高約7万6000円の罰金が科せられる。2009年7月からは、ナイトクラブやマッサージ店などの娯楽施設も対象となる。南アジアのブータンでは2004年12月、たばこの販売を禁止した。

 ヨーロッパでは、アイルランドやノルウェー、イタリア、スペインなどに続き、先月から、ベルギー、リトアニアでも屋内の公共の場所での喫煙を禁止。フランス、イギリスなどでも、今年中には同様の法律が施行される見通しだ。

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 例えばシンナーで失明とか、覚せい剤中毒で死ぬとか、他人に迷惑をかけない薬物中毒を国が規制しているのはある意味「善意」ですよね。馬鹿なやつが馬鹿だと気づいてないから止めてやろうという。規制しなくても利口な人は絶対にしないですから。

 しかし煙草はそうではない。なぜなら、他人にも迷惑がかかるからです。誰にも迷惑をかけないで煙草を吸いたければ自分の口から半径1m以内に確実に漏れないような工夫をすればいいのではないですかね。煙草の煙が確実に他者の肺に入らないような工夫さえ施せば別に吸っても構わないのでは?

関連
医学処 とうとうフランスでも公共スペースが全面禁煙化。
医学処 ベランダや換気扇付近で煙草を吸っても受動喫煙は防げない
医学処 自民党の反対があったので、禁煙の数値目標を掲げるのはやめます
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posted by さじ at 18:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 呼吸
この記事へのコメント
いつも拝読しております。たばこ問題における長年の疑問は、なぜ噛みたばこが商品として普及しないか、です。ニコチンだけを摂取する手段としては悪くないはずなんですが、「口腔がんなどが増える」といった愚にもつかない批判があったりします。こうした批判者にはリスクトレードって概念がないんですね。噛みたばこにすれば、周囲への迷惑が減り、たぶん肺がんも減りますから。
Posted by 野相撲王 at 2007年02月12日 12:55
コメントありがとうございます。噛み煙草ってその嗜好性も吸う煙草と同様なんでしょうか?ニコチンを摂取する分には同じだとは思いますが、肺に入れたときの気持ちよさもあるのでは。吸わないんでよくわかりませんが。もし仮にイイコトづくめなのでしたら、噛み煙草もOKかなぁと。勿論吸わない人よりも癌になりやすいのは変わらないでしょうから、そこは自己責任で。医療費も自分もちで。
Posted by さじ at 2007年02月14日 19:28
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