インフルエンザが県内全域で流行の兆しを見せている。特にインフルエンザ脳炎など重い症状につながりやすい「A香港型」が主流になっていることから、県は注意を呼びかけている。
県医療看護グループによると、県内では第3週(1月15〜21日)にインフルエンザ患者が前週の3・5倍強となる259人に急増し、第4週(1月22〜28日)403人、第5週(1月29〜2月4日)には683人に達した。
インフルエンザは毎冬12月から1月にかけて流行し、2月には終息に向かうが、今冬は流行が4〜5週遅れている。今回の発生状況は、患者数2万7000人と大流行した04年末から05年の2年前のケースに酷似しているという。ただ、この年のウイルスは、例年流行するB型だったので、患者に抵抗力があり、重症者は出なかった。
同グループは「2年前のように大流行するかどうかは様子を見なければ分からない。外出から戻ったら手洗い、うがいを徹底し、大事な行事を控えている場合は人込みに出かけるのを控えてほしい」と呼び掛けている。
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おー、 とうとうきました。しかも深刻なようです。子供、高齢者、免疫能力の落ちている方は特にご注意下さい。インフルエンザは治療ではなく予防するものです。あと数ヶ月、流行が収束するまで乗り切りましょう。
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