2007年01月30日

老後になっても夫と暮らす妻の死亡リスクは、2倍に高まる

老後に夫と同居→妻の死亡確率2倍

 老後に夫と暮らすと、妻の死亡リスクが約2倍に高まる――。そんな調査結果を発表した愛媛県総合保健協会の藤本弘一郎医長が愛媛医学会賞に選ばれ、28日に松山市で授賞式があった。藤本医長は「夫が日常生活の多くを妻に依存している高齢者が多く、肉体的にも精神的にも妻には夫の存在が負担になっている」と指摘している。

 調査では、96〜98年に松山市に隣接する旧重信町(現・東温市)で、60〜84歳の男女約3100人に配偶者の有無や喫煙習慣、糖尿病や高血圧の治療歴など17項目を答えてもらった。

 約5年後の01〜02年に対象者の生死を確認。調査中に死亡した男女計約200人と生存していた約2900人を比べ、配偶者の有無などが死亡に与えた影響を60〜74歳と75〜84歳(いずれも96〜98年当時)で分析した。

 その結果、75〜84歳では、女性は夫がいる方が、いない場合に比べて死亡リスクが2.02倍に高まった。一方、男性は妻がいる場合、いない場合に比べて0.46倍に下がっていた。60〜74歳でも同様の傾向が見られたという。

 藤本医長は「夫の依存が妻に負担をかけている一方で、妻に先立たれると夫は身の回りのことを助けてくれる存在を失い、逆に死ぬ危険性が高まる。夫が家事などを覚えて自立することが大切だ」と話す。

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 つまり夫の存在は邪魔でありストレス以外の何物でもない、と…。いやー、どうなんですかね。単に夫がいないほうが、自由気ままな生活を送れるから、という気も……ってそれは夫の存在がストレスってこととほとんど同じか……。

 老後は、二人で仲良く、支えあいながら生きていきましょうや。片方に寄りかかるのではなく、お互いを支える感じで。

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医学処 高学歴で配偶者のいる人のほうが寿命は長い
医学処 夫の手を握ると、即座にストレスは解消される。 ←今となっては嘘臭い…(笑)


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posted by さじ at 23:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 循環
この記事へのコメント
わたしもその関連記事を思い出しながら読みました。
>←今となっては嘘臭い…(笑)
に苦笑。
Posted by お弟子 at 2007年01月31日 17:13
こんばんは。
よくよく考えると「彼氏」の手なら分かりますけれど、夫の手でストレスがなくなるような幸せカップルは現実としてそうそうないかなぁと。笑
それでも仲睦まじく暮らすのに男は憧れるものです
Posted by さじ at 2007年02月01日 00:03
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