鳥取市の小中学校で多数の児童と生徒、教職員が嘔吐や下痢などの症状を訴えている問題で、発症者が17校の計775人にのぼることが29日、鳥取市教委の調べでわかった。このうち6人が入院している。県は同日午前、17校すべてに給食を提供している鳥取市第2学校給食センターを立ち入り調査し、同日から5日間の業務停止命令を出した。
同センターでは今月10日に調理員の1人が下痢や嘔吐を訴え、17日にノロウイルスの陽性反応が出た。別の調理員も21、27日に同様の症状が出ているという。28日の参観日に市内の小学校で児童27人が欠席し、8人が早退したことから市教委が全校に欠席者などを確認していた。17校は29日、給食を中止し、午前中で授業を打ち切った。
17校では同じ給食センターからの給食を食べていることから給食が原因とみて、保存食の調査や同センターの職員らへの検便などを進めている。
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給食からの感染…。ある意味最悪の事態ですね。ピークは迎えたようですが、まだまだ油断は禁物です。そろそろインフルエンザも流行してくるでしょうし、手洗い、うがいはしっかり心がけましょう。病気の治療の第一歩は「予防」です。
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