2007年01月29日

重い虫歯を、神経を抜かずに治療する新技術を開発

神経抜かずに重い虫歯治療・産総研など新技術を開発

 産業技術総合研究所と北海道医療大学の研究チームは、神経が露出するほど進行した重い虫歯を神経を抜かずに治療する新技術を開発した。歯に含まれる特殊なたんぱく質を取り出して虫歯部分に加えると神経を覆うように歯が再生する。イヌで効果を確認した。実用化すると歯に通る神経や血管を傷めないため、治療効果を長期的に保つことにつながる。

 開発したのは産総研の植村寿公グループリーダーと同大歯学部の斎藤隆史教授ら。近く虫歯患者で効果を確かめる。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 あと10年もすれば虫歯も完璧に治すことができるようになるかもしれませんね。歯を再生してしまうことで健康な歯を。あとはデリケートな歯茎の再生ができれば。

関連
医学処 虫歯菌などの口腔内の悪玉菌を狙い撃ちする抗菌療法を開発。
医学処 妊娠中からキシリトールを摂れば、赤ちゃんの虫歯予防になる
医学処 親知らずから、歯の幹細胞を取り出し自分の歯を再生する


広告
posted by さじ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック