厚生労働省は24日、スリランカ在住の30代日本人女性が蚊を介してうつるチクングニヤ熱に感染し発症したと発表した。一時帰国中に医療機関を受診し、国立感染症研究所が確定診断した。日本でチクングニヤ熱の感染が確認されたのは初めて。
チクングニヤ熱は人から人に感染しない上、感染しても死亡率が0.1%程度と低く、同省結核感染症課は「感染が広がる恐れはない」と話している。
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それでも、日本にいなかったものが発生するというのはどことなく不安にさせるものですなぁ。
>このウイルスが最初に発見されたのは、1953年のタンザニアであり、死亡者は記録されていないものの、発熱、頭痛、疲労、吐き気、嘔吐、筋肉関節痛、発疹などの症状が見られ、全身が衰弱する。目下、有効な治療法やワクチンが発見されていない。チクングニヤ熱は、蚊を媒介とした血中感染により、地方にも流行する危険性があり、特に米国内の熱帯地域、亜熱帯地域であるマイアミ地域、ハワイ、バージン諸島が要注意であるという。
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