18日付の英紙ガーディアンは、2004年12月のスマトラ沖地震・津波で被害を受けたインド南部タミルナド州の村で、援助不足から極貧に陥った村人らが相次いで自分の腎臓を売っていると報じた。
同地震による津波はインド南部にも押し寄せ、数千人が死亡、数万人が家や土地を失った。同紙によると、この村は被災者らによってつくられたが、あまりの生活苦から腎臓を売る者が増え、その数は最高150人に達した。
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悲惨ですね。被災者によって作られた村に仕事などあろうはずもなく…。国が何らかの対策を講じなければならんと思うのですが、十分な援助は行き届いていないようです。
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